2010年12月20日
土曜日にツインサーキットに行って来ました。前回のレースの反省会です(笑)
前回のレースで一番困ったのが直進性が悪かったことです。
真っ直ぐ走らない原因はサスアームのガタが原因だったようで
走行距離が多くなったりクラッシュによるクリアランスの狂いが原因です。
そこで前後方向のガタが無くなるようにシムで調整(0.1~0.2mmのシムを使用)
今回はこの効果からか驚くほど真っ直ぐに走るようになりました。
直進性が悪いと怖くてコーナーも攻めれないしラップも安定しません。
そして組み直したギヤデフですがとても良い感触になってくれました。
1パック目は1000番のシリコンオイルを入れて走行したのですが若干柔らかすぎる
ようで巻き気味でしたので2000番に変更したところマシンが安定しました。
もう少し細かく調整したかったのですが時間の関係で2000番で固定です。
3Racingのデフはベベルの偏心を修正しただけでコーナーの変な動きが消えます。
今回の修正は大成功ですね(メーカーで修正してくれるとOKなんですが・・・)
この2点が良くなったおかげでモーターの出力を押さえても今までよりも
ラップが上がってくれました。
TCXはFスプールを使用してもワンウェイのようにコーナリングしてくれるので
走らせていてとても気持ちが良いですね。
次回はボディーをHBのインプレッサにしてテストしたいと思います。
さて、家に帰ってからギヤデフのチェックをしてみましたよ。
先ずプーリー側のシャフトの回転に引っかかりがありました。
1510のベアリングを外すと引っかかりが無い・・・
これは1510ベアリングの取り付け部分がキツイためで1000番の耐水ペーパーで
当たり面を削りクリアランスを調整すると引っかかることなく回転しました。
同様に反対側もチェックしておきました。
Oリングは説明書とおり内側に装着。更にシャフトの遊びが多いのでシムで調整しました。
これはベベルのクリアランス調整も兼ねているので仮組みしながら調整します(面倒)
これをやらないとベベルのバックラッシュがバラバラになり動きが悪くなります。
大きいワッシャー2枚を装着しますがピンをそのまま入れてしまうとピン全体が
当たってしまい動きが悪くなるので0.1~0.2mmのシムでちょっとだけ浮かせます。
当たり面が半分になるので抵抗も半分(?)
この作業はベベルのバックラッシュ調整と同時に行わなければならないので
少々コツが必要ですがすぐに慣れると思います。ギリギリの調整が好結果を出します。
反対側も同様です。
こちらは組み込む前にガスケット面を1000番程度の耐水ペーパーで面を出しておくと
オイル漏れが防げますよ(更に固いグリスを当たり面に付けると効果的)
今まで色々とやってみましたがやっと使えるギヤデフになりました。