2024年05月27日
2024GFCCに参加された皆様お疲れ様でした。
次回も是非ご参加下さい。
私はGENOVAクラスとクラシッククラスに参加しました。
クラシッククラスはチケスタイル870C(CS870C)で参戦。結果は後日w
3月の初めにチケさんより依頼がありテスト走行を行ってから約3か月間
幾度もトライ&エラーを繰り返し各部を煮詰めやっと完成したCS870C。
週末に走行 → 月曜日にパーツ設計&製作 → 組込 → 週末に走行
の繰り返しでした。最終確定したのが4月中旬。
![](https://dryhop.ocnk.net/data/dryhop/image/02024/04/02/IMG_1205.jpg)
シャーシのレイアウトは当初と変わっていませんがアルミシャーシを採用したり
13mmダンパーを採用、ダイレクトスパーホルダー、センターワンゥエイ、
リアサスアームは3回も仕様変更、フロントにリアアームを使いロング仕様に
ステアリングリンケージの製作、ダンパーステーも3回以上の仕様変更等々
設計~実際に走行を繰り返してダメな部分を改良するという作業の繰り返しでした。
![](https://dryhop.ocnk.net/data/dryhop/image/02024/04/02/IMG_1228.jpg)
フロントバンパーもその一つ。
ノーマルはシャーシにバルクヘッドと共締めしていますが2~3mmほど車高を
失う形となるため、シャーシとツライチになるように設計しています。
![](https://dryhop.ocnk.net/data/dryhop/image/02024/04/02/IMG_1214.jpg)
先端で車高を失うのはギャップ通過時にロスとなるため、ここについては
どうしても変更したかった部分です。実走では引っかかりが無くなりスムーズな
走りに貢献してくれました。
![](https://dryhop.ocnk.net/data/dryhop/image/02024/04/02/IMG_1220.jpg)
アンダーカバーは装着しない予定でしたが転倒時にコースマーシャルの
お世話になる場面でボディーを持たれてしまうと「バキッ」とされてしまいそうだったので
見た目は良くないですがアンダーカバーを装着しています。
車高を稼ぐため後部のモールドはカットしました。
![](https://dryhop.ocnk.net/data/dryhop/image/02024/04/02/IMG_1219.jpg)
重量バランスを考え右にバッテリー、左にRCメカ類を搭載するため
ステアリングワイパーを製作。ベアリング支持なのでカッチリしています。
サーボセーバー機能は持たせません。
サーボホーンはユーザー様に別途ご用意していただきます。
![](https://dryhop.ocnk.net/data/dryhop/image/02024/04/02/IMG_1242.jpg)
![](https://dryhop.ocnk.net/data/dryhop/image/02024/04/02/IMG_1226.jpg)
MO用の13mmダンパーを使用するため最適値に調整された前後ダンパーステー。
![](https://dryhop.ocnk.net/data/dryhop/image/02024/04/02/IMG_1212.jpg)
ウイングマウントは後部に移設しようか悩みましたがノーマル位置としました。
このほうがクラッシュ時にダンパーステーの破損がしにくいからです。
前後バルクヘッドは軽量化のため肉抜きされていますが(テスト仕様)
製品版は肉抜き無しとなります。
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薄型のショートリポを使用する場合、重量バランスが変わってしまうので
バッテリーホルダー自体を真鍮で製作。左右のバランスを維持しました。
![](https://dryhop.ocnk.net/data/dryhop/image/02024/04/22/IMG_1362.jpg)
モーターの冷却用に最大40mm角のファンが搭載可能です。
![](https://dryhop.ocnk.net/data/dryhop/image/02024/04/02/IMG_1224.jpg)
リアアームはフロントよりもロングになっています。
デルリン材からの削り出しです。89年世界戦仕様のマシンも削り出しのアームが
装着されており憧れた方も居たのではないでしょうか。
![](https://dryhop.ocnk.net/data/dryhop/image/02024/04/02/IMG_1221.jpg)
GFCCは21.5Tなので少しでもロスを減らすために64ピッチのスパーを使用。
スリッパーは排除してダイレクトになっています。センターにはワンウェイベアリングが
入っているので旋回の良いコーナリングが可能となっています。
調整はグリスで行う方式ですがワンウェイスリッパークラッチも装備。
コースレイアウトに合わせた好みのハンドリングに調整が可能です。
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![](https://dryhop.ocnk.net/data/dryhop/image/02024/04/30/IMG_1400.jpg)
直進安定性・ハンドリングの向上を狙いキャスター角の付いたCハブを装着。
![](https://dryhop.ocnk.net/data/dryhop/image/02024/04/22/IMG_1360.jpg)
ホイールは2.2インチでオフセットはノーマルとは異なります。
カーペット用タイヤを使用すると全幅246mmとなっており250mmの枠に収まります。
ダート用タイヤを使用する場合は250mmをオーバーする場合がありますのでご注意。
![](https://dryhop.ocnk.net/data/dryhop/image/02024/04/02/IMG_1207.jpg)
各パーツを徹底的に追い込み最良の走りが出来るようにチューンされたCS870Cは
組立て済みのマシンをご提供させていただきます。
※コンバージョンキットではございません
定価30万円(税別)とかなり高額です。
満足して頂ける走りと所有欲を満たしてくれるマシンと自負しております。
完全受注生産になりますのでご注文から1~2ヵ月お時間を頂きます。
※細かな仕様は変更する場合がございます
![](https://dryhop.ocnk.net/data/dryhop/image/02024/04/02/IMG_1241.jpg)