2011年04月11日
昨日はツインサーキットでJMRCAの一次予選が行われました。
ユーザー様のバックアップ優先で私もレースに参加させていただきました。
ドライバースミーティングを行ってからコントロールタイヤが支給されます。
各自好みの状態にタイヤセッターで仕上げますが、練習走行でどの程度の路面グリップが
確認する必要があるので一気に削らないようにしましょう。
セッターは各自持っていた方が良いと思いますよ。
予選が始まる前に車検を行います。KV2800以下に設定しなければなりません。
結構大変な作業ですが(私が計測担当)レギュレーションなので仕方がないですね・・・
全日本当日は相当忙しいことになると思いますよ~
※ハイポイントのチェックも同時に行っています。
レースの進行上、後車検時のKVチェックは抜き打ちで行っています。
今回の当社のセッティングは13.5mmローター、スピードパッションGT2.0(2.1)を使用して
セッティングを行いました。バッテリーはVspecLP5700(65C)。
電子進角とモーターの進角でKV2800にしブーストは使用しませんでした。
13.5mmローターを使用するとブーストを使うことも可能なのですが
時間の関係上これは2次予選までにテストすることにしました。
TCXのセットはワークスオススメのセッティングで今回もFスプール、Rギヤデフを使用です。
※近日RデフはスペックR製に変更します。
このマシンの良いところはスプールを使用してもワンウェイのようにコーナーでの失速が
少ないことですね。非常にドライブが楽ですよ。
タイヤは練習走行でハイサイドの兆候があったので前日の練習で非常に調子の良かった
状態まで削りました(結構削ってタイヤを薄くしてます)
これでハイサイドも全く気にすることなく全開でコーナーへ突っ込んでいくことが可能です。
路面のグリップが良かったのでギヤ比は3.178まで上げてみました。
最近基本セットが出てきたTCXは非常に調子が良いのでこのギヤ比でいけちゃいました。
但しマシンの状態が良くなかったり、コーナーで失速してしまう場合は
3.2~3.3付近にする必要があると思います。
レース内容は後日お知らせするとしてスポーツクラスのトップ5の選手をご紹介。
写真左からトップ通過の選手です(私とてるりんの記録は除外)
DRYHOPユーザー様がトップ3を独占です(嬉)
3位の選手はアンプに電子進角が付いておらずKV値が2000とかなりのハンデ・・・
2次予選までには用意しましょう(笑)
今回の予選で悔しい思いをした方も2次予選までにはなんとかセットを出して
本戦目指して頑張ってくださいね。
当社でも更に良いセットを見つけてデータの提供を行いたいと思います。