2009年2月
ひとりごと(ブログ):7
2009年02月23日

先週の土曜日に行われたツインサーキットナイトレースに参加してきました。

レースは21時からだったので14時頃から現地入りしてテストを行いました。

IB4500、5000、AL4500は前回のレースで使用したままの状態で保管

していましたが電圧は問題なく1.3Vをキープしており突然死は1セルも無し。

本当に良くなりましたね~

一度使用したほうがパンチが出るので練習で使用することにしました。

今回はIB4600とAL4500をTRF井土選手にテストを依頼して

私はIB5000とリチウムフェライトのテストを行いました。

IB5000は6A充電で充電時間が50分近くかかるので注意が必要です。

実際1ラウンド目は充電が間に合わなかった・・・(泣)

ニッケル水素バッテリーは保管後の最初の充電ではパワーがいまいち。

このへんはデータとおりですね。

リチウムフェライトは差がなく同じ状態と感じました。

VspecⅡも色々とテストを重ねましたが6V無負荷で7.5~8.0Aあたりが

最も良いラップが出ました。

今回の路面は数日前にGPカーが走行したためグリップが非常に良く

ハイサイドするほどです。私も自己ベスト更新。

セットも良くなったところでレース時間となりました。


予選1回目

IB5000を使用しましたがバッテリーの充電時間をAL4500と勘違いしてしまい

充電が間に合わず・・・

ミスも少なく走行出来て3番手になりました。

IB5000は平均電圧がIB4600、AL4500より若干低いため、多少劣る場面が

ありましたが容量の大きさの関係か5分間パワーが変わりませんでした。

1回目の予選で3位となり次に期待がかかります。

TRF井土君はIB4600を使用しましたが非常にパワフルでお気に入りの様子。

暫定トップです。

予選2回目

もう一度IB5000を使用してみました。今度は充電も完璧です。

先ほどよりも前半のパワーが向上(充電の関係と思います)しました。

電圧の変化もほとんど無く終始安定したパワーを出してくれます。

このヒートではタイヤ選択を間違えてしまいタイムアップすることは

出来ませんでした。予選は4位とまずまずな結果でした。

TRF井土選手はこのヒートでAL4500を使用。

やはりIB4600のほうが前半のパワーが出るとのことです。

ただ、変化の少ないAL4500も全く劣っていないため決勝はどちらで行くか

非常に迷っている様子でした。

決       勝

タイヤは元に戻してセットもいじらずにここでバッテリーをAL4500としました。

IB5000との比較ですね。

TRF井土選手はIB4600を選択。決勝でのパフォーマンスに期待です。

全車綺麗にスタートを切りますが2周目で2番手の選手がハイサイドで転倒。

コントロールライン付近で数台がクラッシュ、少々荒れ気味のレース展開です。

トップのTRF井土君は快調にラップを重ねます。

私は現在3位ですが2位の選手と差はほとんどありません。

暫く連なって周回を重ねますが私が少々ミスを犯してしまい差が一気に・・・

4位の選手が迫りますが逃げ切ることが出来て3位ゴール。

TRF井土選手は見事優勝です(おめでとう!)



バッテリーの使用方法もだんだんと分かってきましたので

これから各地で行われる1次予選に向けてデータをご提供出来るかと思います。



今回ビーストさんでテスト中の秘密の液体を使用しました。

良い結果が出ているので近日中に発売されるかも。




 

2009年02月19日

2月21日はツインサーキットでナイトレースが行われます。

年齢的に夜の操縦が辛い(目が・・・)のですがリチウムフェライト・IB5000のテストを

行いたいので開店から現地入りしてその後レースに参加しようと思います。

この日はTRFの井土君にもテストをお願いする予定です。 

ワークスドライバーの貴重な意見も聞けるので良いデータが揃いますね。

 

この前ご紹介したビーストのケミカルを今回も使用しています。

ナイトレースで使用する416のメンテナンスを行っていますが、前回同様に

ベアリングにオイルを注入します。

オイルはこの他にベアリングごと浸けてしまうタイプもあります。

こちらは更に回転が軽くなるようです(次回テストしようと思います)



レース前は必ず全バラして各パーツをチェック。

今回はRデフプーリーの歯が欠けていました(何で???)

面倒な作業ですがチェックを怠った時に限って何かしらのミスが出ていますので・・・



そろそろ全日本1次予選の準備に取りかかる時期かと思います。

今年はレギュレーションが安定しているので慌てることは少ないでしょう。

ニッケル水素バッテリーの管理も非常にラクになりましたので

ドライバーへの精神的負担はかなり減ると思います(私もですね)

2009年02月11日

チームあざらし様より貴重なレポートが届きましたのでご紹介したいと思います。

チームあざらしの木村です。
先日購入させていただいたNewIB4600のレポートです。
充電は5.0Aでカット3mv(5セルで15mv)で行いました。
DryHopさんの予言(?)通り2回目位から実力発揮な感じでした。
5セルでもパワー感十分です。
単純な比較は出来ませんが、6セル時よりも2ターンほど

低いターン数のモーターがフィットするようです。
ピニオンも6セルよりも2枚上げが良い感じでした。
IBらしく初期のパワーは素晴らしいの一言です。
1分くらいで少しパワーが落ちるように感じられましたが、

これはモーターの熱ダレの可能性も有ります。
電池とモーターどちらが原因かまでは追い込めませんでした。
しかし少しフラットなくらいが2WDにはいい感じかもしれません(笑)
5分走行後の電池の発熱も従来のIBよりも少ないように感じます。



使用後にそのまま2週間ほど放置して再使用してみました。
まずはトリニティーDPDで5Aリニア放電。
なんとビックリ!
放電容量が5セルとも1414mAでピッタリ同じパックがありました(!)
因みに電圧は4パック全てのセルで1,3Vをキープしてました。
使用した際にも眠ってしまったようなモッサリ感は無く実にパワフル。


とりあえずここまでの感想としては「素晴らしい!」の一言に尽きます。
ステキな電池をありがとうございました♪


テスト車両
Xファクトリー X-6
バッテリー NewIB4600 5セル
モーター LUNA ハイパーエクスプロージョン11TW
ピニオン21T スパー81
ESC ノバックGTX 
走行場所 シンタニサーキット
ベストラップ 15秒9



現在X-6導入後最高の仕上がりです♪
でもレースにはタイミングが合わなくて出場できていません (´・ω・`)
 

2009年02月11日

先日の北海道チャレンジでTB03を使用しましたが、セットも決まり徐々にタイムが

上がってくると意外なところで落とし穴が・・・

レースは5分間の周回だったのですが3分過ぎから全体的にグリップが上がってました。

最初はタイヤが暖まってきたからと思っていましたがそれとはちょっと違う感じ。

井土パパとセッティングの話をしているときに「バッテリーとモーターの発熱でシャーシが

柔らかくなってしまうのでは?」との疑問が浮上。確かにそんな感じかも・・・

予選2ラウンド目・決勝も同じで後半は曲がりすぎる状態になっていました。

走行終了後にシャーシをねじると確かにスタート前よりも柔い(ゆるい)。

これだけ変わればハンドリングに影響が出ますよねぇ・・・ 対応策無いし・・・

  

ボディーは最初にIS250を使用していましたが、タイトターンが多いサーキット

でしたのでEVO-Xに変更したところよい感じになりました。

序盤はパイロンに乗っても大丈夫なんですが後半、シャーシがゆるくなると

ちょっとでもパイロンに乗ると転倒です。

M-speed6も良さそうでしたが持って行くの忘れました(笑)

バッテリーはIB5000金→AL4500金→AL4500金の順で使用しました。

前日に充放電を行うと当日パワーが出るようになります。

IB5000は充電電流6A、AL4500は5Aで充電

ピークカットはどちらも3mV(1セルあたり)です。

30分以上間隔が空いた場合はバッテリーの温度を上げる目的で押し充電します。

※写真は放電器ではありません。CDR5000に接続するセル用の端子を接続したものです。

モーターはVspecⅡでギヤ比は5.9付近、6V無負荷時で8A(約25000回転)

で5分間熱ダレしませんでした(これはイリジョンさんのサーキットの場合です)

このセットでは練習などで5分以上走行するとモーターにダメージを与えますので注意です。

ブラシも新品が良いですよ。パンチが違いますし熱ダレ防止に有効です。


ちょっと宣伝

TRF井土選手のパパさんがオリジナルブランドのビーストを立ち上げケミカルを発売しました。


モーターメタル用オイル、ベアリングオイル、ジョイント用グリス

ダンパー用グリス、インナーパウダーです。



実はお正月レースから使用しておりましてかなり良い結果が出ています。

今回ももちろん全て使用してTB03を組んでいます。

ダンパーは標準(プラスチックのやつ)なのでダンパーグリスを使用することで

動きがスムーズになります。

リアはユニバーサルではなく、まだドッグボーンなのですがジョイントグリスを使用する

と駆動ロスが押さえられます。グリスの飛びも少ないです。

モーター用オイルは23Tですとメタルに使用します。走行毎に付けると良いでしょう。

 

次回は2月21日のツインサーキットナイトレースに参加予定です(IB5000のテストですな)

 

 

2009年02月08日

帯広市の隣の幕別町にあるイリジョンさんで行われた北海道チャレンジに参加してきました。

 

この大会は北海道から誕生したメーカーが協賛して開催されました。当然当社も協賛です。

今回は最近人気が高くなってきたF-1クラスと23Tクラスの2クラスが行われました。

私は23Tクラスに参戦、参加人数は25名。

イリジョンさんは冬でもOKの室内カーペットコースです(1周約9秒)



グリップ剤の使用が認められていますのでハイグリップな走行が楽しめます。

※使用できるグリップ剤の銘柄が決められていますので事前にご確認ください。

お店は品揃えも豊富ですよ~

 

前日から練習入りする選手もいましたが、私は仕事の都合で当日入りとなりました。

約2時間の練習走行時間が設けられましたのでタイヤ・インナー・ギヤ比を選択

することが出来、まずまずの状態まで持っていくことが出来ました。

 

予選1回目

最初の組み合わせはランダムで予選1回目の結果で予選2回目を組みなおします。

なるべく後のヒートに入りたかったので先ずは無難に走行しなければなりません。

このラウンドではミスも少なく走行出来ました。

しかしギヤ比の選択とモーターのセットがいまいち決まりきらなかったので再セットです。

バッテリーはIB5000を使用しましたがデータで見るよりもパンチがあり意外な感じ。

もう少しマッタリ系かと思っていました・・・

予選2回目

思惑とおり(笑)最終ヒートに入ることが出来ました。

ここで頑張ればAメインも見えてきます。

このラウンドはAL4500を使用しましたが全く問題なくパワフルでした。

既に20回以上充放電を繰り返していますが性能の低下は感じられません。

レースは最後の周でミスをしてしまいましたがギリギリでAメイン。

今回もTB03を使用しましたがサブC5セルだと1520gと最低重量1450gを

楽々クリア・・・6セルレギュ(1500g)でも楽々クリア (笑)

決 勝

モーターは無負荷7Aを8Aにして出力をアップし加速力を上げるセット。

ピニオンを1枚下げて若干細くなるトルクに対応です。

スタート~中盤までは4~5位と好位置でしたがミスが多く徐々に後退。結果は6位でした。

走行回数が増すごとに走りも良くなってきましたのでモーター・ギヤ比・人間

のセットが上手くいったと思います。

モーターは前回のレースで使用したものでしたが実走ではいまいちパンチが

感じられませんでしたのでブラシを新品に交換したところパワーが復活!

レース前には新品のブラシがいいようです。

 

優勝したTRF井土選手(右)と最近メキメキと実力を付けてきた準優勝の佐久間選手(左)です。


 

若手が伸びてくると嬉しいですね。

計測・運営をしてくれた小山選手。今回はF-1のみの参加です。

野性的な走りで目の前の車はもの凄い勢いで狩にきます(笑) F-1クラス優勝です。

各協賛メーカーの商品も展示されていました。

当社も新発売のIB5000を展示。

沢山の方々とお話が出来てとても楽しいレースでした。

 




 

2009年02月03日
イリジョン様で行われるレースに協賛することになり

日曜日はレースに参加することになりました。

久しぶりの遠征で非常に楽しみですが

当日はレースの結果よりもユーザー様との交流が第一。

機材が持ち込めればバッテリーチェックサービスも考えていますが

レース参加と同時に行うのは厳しいかな・・・
2009年02月01日

今日は予定とおりツインサーキットのレースに参加してきました。

23Tクラスへの参加となりますので重量規定1450gとするために

写真の位置へのウエイトを搭載です。参考にしてください。

バッテリー外側

ウエイトを半分にカットして使用しています(見た目重視)約40g

 

ギヤカバーの中

見ずらいですが六角レンチで指している中に10g



リチウムフェライトは良さげな充電方法も見つかり練習走行で試しましたが

テスト数値とおりの良い結果になりました。

 

予選1回目

車両にはロールを規制するためにスタビを前後に取り付け、スプリングをブルーに変更しました。

モーターのセットを若干落として6V無負荷時に6Aの設定として

ギヤ比を4.35付近にセットしました。

これでかなりスピードが出るようになりましたがミスが多く22周5分10秒。

トップの選手は24周に入っていることを考えるとちょっと厳しいですね。

予選2回目

セットはそのままでミスをしないように走行。ベストタイムは13秒3

22周5分3秒と23周までもう少しでしたがアベレージは念願の13秒台。

もう少し詰めていけば23周に入れると思います。

決勝組み合わせ中の練習走行

ここでボディーを変更、当社で発売中のIS250にしました。

TB03は初期の動きがとても速く416以上にクイックです。

車体の動きが速過ぎる場合はボディーを変えるのが有効です。



これにより非常に楽にドライブ出来るようになりました。

モーターも6V無負荷時に8A(約25000回転)とし回転を出すセットに変更、ギヤ比はそのまま。

このセットが良いフィーリングでストレートのスピードが更に向上しました。

決勝(予選9番手)

後ろからなのでかなり余裕を持ってスタート。

なんと予選1位の選手がグリッド上からスタート出来ず、そこへ運悪く後続車が追突。

さらに次のコーナーでマルチクラッシュが発生して1周目はなんと2位!

その後頑張ってみたもののスピード差が影響して徐々に順位を

下げてしまいましたがなんと5位でゴール!! 予想以上の結果に驚いています。

今後もテストは続けていきますのでご期待ください。 

数年ぶりでレースに参加したT君(私とほぼ同じ仕様のTB03)もリチウムフェライトで参加。

見事6位・・・やるな・・・
 

※充電方法の詳細が知りたい方はメールでお問い合わせください。

 但し充電器の設定が必要なのでAL106Bの方に限らせていただきます。

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