2020年08月31日
FET発熱後に暴走してしまうアンプのFETを交換してみました。
古いアンプで修理も受け付けてくれないと思いましたので自己責任で作業です。
基盤からFETを取るには半田を除去する必要がありますが
あまり熱を加えると基盤が痛むので時間をかけて慎重に行います。
半田吸い取り機が無いと作業は出来ません。
1時間ほど掛かりましたが無事取り外すことが出来ました。
今回取り付けたMOS-FETはパワーMOSFET H7N0308CF(30V60A)です。
NchパワーMOSFET(30V260A)IRL3713PBFというなんかすごい数値のFETもあったのですが
こちらは次回のお楽しみということで。
取り付けもパーツに熱を持たせないように慎重に焦らず行います。
FETの足は半田付け後にニッパーでカット。上手くいきました。
ケースに貼ってあったステッカーを慎重に剥がしスキャンして編集、ステッカーを作成しました。
これで何度でも復元可能です。雰囲気が出ますよね^^
完成!電源を入れてモーターを繋ぎ恐る恐るスロットルをONにすると・・・動きました~!
2分程モーターをカラ回ししましたが全く発熱していませんでした。
早速マルテサーキットさんでテストしてきましたが全く問題無しです。
ノーマルのスペックが不明ですが今回のFET交換で連続420A、瞬間最大1680Aとなるようです。
これで240S(19ターン)も回すことが可能ですね^^