2011年01月31日
土曜日はツインサーキットへ行って来ましたよ。
今回はモーターアンプのセットを行おうかと思ったのですが、その前にタイヤのテストを
行い路面状況にどのように対応するか確認を行いました。
当日の路面はいつものオイル路面でハイサイドの起こりやすい状況。
ホイール・インナー・タイヤは指定されているので変更は出来ません。
ツインサーキットのレースではタイヤの減り具合で調整します。
レース出場時には1セットタイヤが支給されるのでホイールさえ破損しなければ
数種類の減り具合のタイヤが出来ます。
今日のような路面には減ったタイヤがベストですが減りすぎるとアンダー気味に
なってしまうので選択が難しいところです。
この日は4種類の減り具合で確認しましたが、新品に近いタイヤはグリップが高く
即ハイサイドとなってしまいました。
しかしこのようなタイヤは路面グリップの落ちたときやハイサイドが起こらずアンダー
気味の時に使用しますので削らないで保存しておきましょう。
一番減ったタイヤはハイサイドを起こすことなくガンガン握っていけます。
ハイサイドに手こずっている方は少々もったいないような気もしますがタイヤセッター
で思いっきり削ってしまいましょう。
オイル路面の場合はタイヤがほとんど減らないので結構長く使用出来ますよ。
さて、別のタイヤをテストしたときに何故が左側だけ巻く現象が起こりました。
原因はマシンではなくホイールのヒビ(割れ)でしたが六角ハブの目に見えない場所
だったたため実際にホイールをねじって(?)みないと分からない症状でした。
さっきまで大丈夫だったのに急に挙動がおかしくなった・・・
そんな時はホイールの割れやタイヤの剥がれ等をチェックしてみましょう。
前後のタイヤを入れ替えるのも確認するには良い方法です。
長くなってしまいましたが今回のテストはTCXが路面やタイヤに左右されにくくなって
きたので確認出来ました。基本セットが出ればあとは楽に作業が進みますね。
マシンは非常に良く仕上がりましたので次回はいよいよパワーソース関係の
セットを行いたいと思います。