2018年02月20日
30年ほど前のKO ESPRITを動かそうと部屋の奥から引っ張り出してきました。
広坂選手の世界戦優勝を記念してサーボ、受信機、アンプのセットで販売されたものです(確かw)
乾電池ではなくニッカド仕様になっていたのも当時としては高級でした。
アンプはCX-Ⅰが付属していましたがオフロードで使用していたのでCX-Ⅲに変えていました。
アンプ調整用のハイポイントチェッカーがどうしても見つかりません・・・
プロポのバッテリーは完全に死んでいたので液漏れする前に外していました。
今回は単3のニッケル水素バッテリー8本で新たに作製。
スイッチを入れてもONにならなかったので焦りましたが、原因を探るため分解するとコネクターの
接触が悪かったようで接点を掃除したら電源が入りました。電圧計がとってもアナログw
サーボはPS-87FETという初のEFTサーボ。アンプ部分は別というスペース無視の設計ですが
当時はこれがカッコよかったのです。
このサーボは7.2V仕様となっておりますが当時の受信機は6V以下での使用のため走行用バッテリーから
直接電源を取ります。この当時に発売されたKOのアンプには7.2V電源が取れるコードが生えていました。
コードの途中にインダクターと呼ばれていた抵抗のような形のものが付いています。
このサーボは当時トルク、スピード共に最強でした。
PS-87FET トルク:5.2Kg・cm スピード:0.10sec/60°
RSx3Response トルク:17.6Kg・cm スピード:0.06sec/60°
30年ですごい進化ですねぇ~
受信機は285Aが付属していました。コネクターの差込口が2箇所しかありません。
当時はマイポンダーが無いのでサーボとアンプのコネクターだけで問題ありませんでしたが
差込口を増やしたい場合は二股コネクターが用意されていました。完全に2ch専用ですね。
動かすのにちょっと焦ったのがAM27メガのクリスタルです。
「 AM 」なんです。
FMの27メガはほぼ揃っていますがAMは・・・
なんでもBOX(断捨離できない人用)を探すと1バンドで一組発見!
アンプはCX-ⅢというFETが12個並んだオフロード用です。
セットにはCX-Ⅰといもう少しコンパクトな1/12用のアンプが付属していました。
調整は3個の穴から専用のドライバーを刺してボリュームを回し調整を行います。
久しぶりにやるとニュートラル調整が非常にシビア。微妙な力加減が必要ですw
コネクターは当時常識だった4ピンコネクター。今見ると非常に危険な香りがしますねぇ・・・
モーターが動くかテストしたかったので当時使っていたモーターをチェック。
古いモーターチェッカーも動いてくれました。
ベアリングにオイルを入れたら少し回転が上がりましたw
バッテリーはLiPo2セルを使用しますが、初期電圧が高いので保険のため少し電圧を下げて使用しました。
ここは新兵器のGD200 Dischargerが活躍!
アンプの調整はこのように専用のドライバー(形が合えば市販のドライバーでもOK)を使い
ボリュームを回転させて調整を行います。ハイポイント、ニュートラル、ブレーキとなっておりますが
どの穴がどの調整ボリュームなのか調整後も忘れてしまいましたw
サーボ、アンプ共に無事動きました。
何かに搭載して実際に使ってみようと思います。