ひとりごと(ブログ)

3Racingギヤデフプーリー作成

2010年12月28日

メールでの質問が相次いだのでここでギヤデフ用のプーリー作成方法をご紹介します。

精度は加工技術に比例するので頑張ってください(笑)

先ずはギヤデフに付属するプーリー部分を削ってしまいます。

ドリルに適当な5mmシャフトを付けて固定しますがあまりきつく固定するとプラパーツが

変形する可能性があるのでヤスリを当ててスリップしない程度にしておきましょう。

現物合わせになるので何ミリとか計らないです。この時点では削りすぎに注意ですね。

次に一番時間の掛かる39Tプーリーの加工です。

今回はワンウェイ用のプーリーを使用しましたがボールデフ用(TCX用)が作業楽です。

ベルトガイドの薄い方に内径を合わせるので反対側(厚い方)の内径に合わせて切り抜きます。

専用工具があれば良いのですが私はニッパーで丁寧に切り取りました。

このくらいでOKです。

次にリューターで中を削るのですがベルトガイドの薄い方に合わせるように少しずつ

削っていきます。焦らずゆっくり作業しましょう。

最終的にベルトガイドの薄い方と同じ内径にします。

ノギスで何ヶ所か厚みを確認します。他の箇所より厚いところは少しずつ調整。

機械加工ではないので誤差はありますが・・・見なかったことにしましょう。

次に先ほど加工したパーツと仮合わせしてみます。

合わないときは写真右パーツを少しずつ削り合わせます。きつくても緩くてもダメです。

はめ込んだら瞬間接着剤(タイヤ接着用)で固定します。

硬化促進剤を使用すると強度アップしますのでオススメです。

デフ内部やプーリー部に流れないように注意しながら作業しましょう。

完成です。瞬間接着剤のはみ出しが気になる方はヤスリで削ると良いでしょう。

ここまで約1.5時間くらいでしょうか。

プーリー内部を削る作業に時間が掛かりますが慣れるとさほど難しくない(?)と思います。

まだ3Racing製しか試していませんがスペックRのギヤデフでも同様に作成可能かと・・・

変態的な作業ですので自信のない方は器用な友人を探して頼んでみましょう。

使用した道具

・電動ドリル

・リューター

・平棒ヤスリ

・5mmシャフト

・瞬間接着剤

・紙ヤスリ

 17.5Tですと今のところ外れてません・・・

 

 



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