ひとりごと(ブログ)
LE MANS 480S修理
2020年12月14日
ルマンシリーズの弱点であるモーターの取り付け穴。
アルミ製のためトルク管理をしっかりしていても何時か舐めてしまいます。
今回入手した480Sも・・・写真右側の穴が両方ともダメなのでこのままでは使用不可。
そこで以前ご紹介したスクリューサートを使い修理してみます。
先ずは4.8mmの穴を思い切って掘っちゃいます。しかしこのアルミとても柔らかいですね^^;
スクリューサートは5mmネジ、長さ6mmですが短く(3.5mm)しないと磁石に当たるので削りました。
写真では3mmナットを使用してストッパーにしていますが鉄製のパイプがあると
作業がやりやすいと思います。スクリューサートはフロントカバーとツライチ~0.1mm下げが理想。
慎重に真っすぐねじ込みます。磁石があるのでタップが切れないんですよね・・・
ツライチまでねじ込んだら緩み防止で瞬間接着剤を流しておきます。
これで使用可能になりました^^
ベアリングも死んでたので打ち換えをしてケースが完成。
見た目は悪いですがマシンに搭載してしまえば分かりませんw
ローターはコミュテーターが大荒れでしたので研磨します。
ブラシを新品に交換、ブレークインをして完成です。
最初に見た時はローターとエンドベルしか使えないかな~と思ってましたが
スクリューサートのおかげで480Sのスペアが手に入りました。